日本からのアクセス 日本との時差
リヒテンシュタインには、日本からの直行便が運航可能な国際空港がありません。飛行機でスイスのチューリッヒまで行き、そこから鉄道とバスを使って首都ファドゥーツへ向かうのが一般的です。あるいは、オーストリアのザルツブルクなどから同国のフェルトキルヒ駅へ出てバスで入国する方法や、スイスのアルテンライン空港から車を使う方法もあります。
時差は日本の方が8時間進んでいます。3月末から10月末のサマータイムの期間は7時間の時差になります。
人気観光おすすめスポット 穴場スポット グルメ お土産
リヒテンシュタインはスイスとオーストリアに囲まれたヨーロッパの小国で、世界で6番目に小さい国として知られています。アルプスの美しい山並みと古城の景観が観光の大きな見所です。
リヒテンシュタインの主な観光スポットは、首都ファドゥーツ近辺にコンパクトにまとまっています。
第一の定番スポットは、丘の上にあるファドゥーツ城です。この城は国家元首であるリヒテンシュタイン家の現在の居城でもあります。
そのため中には入れませんが、城の高台からはファドゥーツ全体が一望でき、歴史ある街並みとライン川の流れ、アルプスの美しい山々が一堂に会した絶景を目の当たりにすることができます。
ファドゥーツの街中にもいくつかの観光スポットがあります。街の中心にあるのが、ネオ・ゴシック建築のファドゥーツ大聖堂です。空には時計塔がそびえ、中に入れば落ち着いた荘厳な雰囲気で地元の人々にも親しまれている教会です。
おすすめしたい穴場スポットはファドゥーツの切手博物館です。リヒテンシュタインは切手の発行で有名な国で、高度な印刷技術で作られた美しい切手は世界のマニアに人気です。この切手博物館には、リヒテンシュタインの新旧の切手やその歴史について展示されています。入館無料の小さな博物館ですが国の歴史の一端を知るために外せないスポットです。
リヒテンシュタインのグルメ料理は、地理的に近いスイスやドイツと共通するものが多く、チーズフォンドゥや薄いポークカツのシュニッツェルなどを食べることができます。
独特の料理として、燻製ベーコンやハム、トウモロコシの粉で作った団子が入った「ハファラーブ」というスープがあります。
また、リヒテンシュタインではワインも作られていますが、日本では普段中々入手することができません。ファドーツには元首の家が経営するワイナリーがあり、そこではテイスティングのうえ貴重なワインを購入することができます。
ファドゥーツの切手博物館で発行されている記念切手や切手セットは、手頃なお土産としても好まれています。